【旅行者必見】オーストラリアSIMカード完全ガイド！おすすめ・選び方・購入方法まとめ

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オーストラリアで使えるSIMカードとは？旅行前に知っておきたい基本情報

オーストラリアで快適に旅を楽しむためには、SIMカードの準備が欠かせません。現地では無料Wi-Fiスポットが意外と少なく、通信環境が安定しないこともあります。
地図アプリでのルート検索、レストランや観光情報のチェック、そして緊急時の連絡やSNSでの共有など、どれもSIMカードがあれば安心・スムーズに行えます。
オーストラリア滞在をもっと快適に、そして安心して過ごすために、出発前に自分に合ったSIMカードを準備しておきましょう。

この記事では、オーストラリア旅行に必要なSIMカードについて、以下の内容を詳しく解説します。

SIMカードの必要性
SIMカードの種類
購入場所（日本、オーストラリア）
設定方法
おすすめのSIMカード

この記事を読めば、あなたにぴったりのSIMカードを見つけ、オーストラリアでの旅行を最大限に楽しむことができるでしょう。

オーストラリアで使えるSIMカードの種類を比較！

オーストラリアで利用できるSIMカードには、主に以下の3つの種類があります。

プリペイドSIMカード
プリペイドSIMとは、「料金を前払いして使う使い切りタイプのSIMカード」です。
利用できるデータ容量や利用期限があらかじめ設定されており、容量を使い切るか期限を過ぎると自動的に利用停止になります。
一般的な契約型SIMカード（ポストペイドSIM）のように携帯キャリアと契約を結ぶ必要がなく、
購入してスマートフォンに挿入・設定するだけで簡単に使えるのが大きな特徴です。
この仕組みから、プリペイドSIMは短期間の旅行・出張・留学など、一時的に通信が必要な場合に最適です。
事前に支払った分だけ利用できるため、使いすぎの心配もなく、手軽に通信環境を整えられるというメリットがあります。

eSIM
eSIM（イーシム）とは、物理的なSIMカードを必要としない「組み込み型のSIM」のことです。
スマートフォン本体にSIM情報が内蔵されているため、カードの差し替えが不要で、オンラインで簡単に開通手続き（アクティベーション）が可能です。
旅行中に複数の通信プランを使い分けたり、現地用SIMをすぐに追加したりできるなど、利便性が高いのが特徴です。
一方で、対応機種が限られていることや、初期設定・APN入力などがやや複雑な場合がある点がデメリットです。
最近では、日本にいながらにしてオーストラリア旅行向けのeSIMをオンライン購入・即時開通できるサービスも増えており、
物理SIMを入れ替える手間なく使えるため、短期旅行者にも人気が高まっています。

ローミング
ローミングとは、日本で契約している携帯キャリアのSIMカードを海外でもそのまま利用する方法です。
現地で新たにSIMカードを購入する必要がなく、設定もほとんど不要で手軽に使えるのが特徴です。
ただし、ローミングは通信料が非常に高額になりやすいという大きなデメリットがあります。
特にデータ通信を長時間利用した場合、1日あたり数千円〜1万円以上の高額請求になるケースもあります。
旅行や短期滞在での利用にはあまり向かず、短時間の利用や緊急時のバックアップ回線として使うのがおすすめです。
コストを抑えたい場合は、現地のプリペイドSIMやeSIMの利用を検討しましょう。

オーストラリアSIMカードの購入場所まとめ

SIMカードは、日本で購入する方法と、オーストラリアで購入する方法があります。それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。

日本で購入する場合

日本で購入するメリットは、事前に準備できること、日本語でサポートを受けられることです。デメリットは、現地で購入するよりも割高な場合があることです。

購入場所としては、Amazonなどのオンラインストア、旅行代理店、家電量販店などがあります。Amazonでは様々な種類のオーストラリア用SIMカードが販売されており、手軽にできます購入できます。

おすすめのSIMカード
AIS SIM2Fly: アジア・オーストラリア周遊に強く、データ通信容量も豊富です。
KlookのSIMカード: オーストラリアの主要キャリアに対応し、様々なプランが用意されています。

購入時の注意点

① SIMフリー端末であることを確認

eSIMを利用するには、SIMロックが解除された端末（SIMフリー端末）が必要です。
日本のキャリアで購入したスマートフォンの場合は、事前に「SIMロック解除手続き」を済ませておきましょう。
※SIMロックが解除されていないと、現地eSIMが認識されません。

② アクティベーション期限を確認

プランによって「利用可能日数」や「データ通信量」が異なります。

短期旅行なら：5日間／7日間などの定額プラン
長期滞在やワーホリなら：30日以上・大容量プラン

滞在日数や通信目的（地図・SNS・動画など）に合わせて最適なプランを選びましょう

④ 対応ネットワークを確認

購入するeSIMが、オーストラリア主要キャリア（Telstra／Optus／Vodafone）のどれと提携しているかを確認しましょう。
キャリアによって通信エリアや速度が異なるため、訪問予定地（都市部／地方）に合った回線を選ぶと安心です。

オーストラリアで購入する場合

オーストラリアで購入するメリットは、現地の料金プランを選べること、サポートが充実していることです。デメリットは、英語でのやり取りが必要になること、空港での購入は割高になることです。

購入場所としては、空港、携帯キャリアショップ（Optus, Telstra, Vodafone）、スーパーマーケット、コンビニエンスストアなどがあります。

おすすめのキャリア
Optus: 「できるだけ料金を抑えたい」「都市部でデータ通信を使いたい」というユーザーにとって選択肢として十分に有力です。

Telstra: オーストラリア最大の通信キャリアで、4G カバー率が「人口の 99.7 %」と非常に高く、地域・郊外・地方・山間部・離島も含めた広範囲を対象としています。

Vodafone: 5G ネットワークは主にシドニー、メルボルン、ブリスベン、アデレード、キャンベラ、パースといった都市部で展開されており、カバー範囲・展開スピードには他社に比べて限りがあります。

購入時の注意点

① パスポートの提示が必要

オーストラリアでは、SIMカード購入時に本人確認が義務づけられています。
購入時に有効なパスポートの提示が必要になるため、必ず持参しましょう。

② アクティベーション方法を確認
各キャリア（Telstra・Optus・Vodafone）によって、開通手続き（アクティベーション）方法が異なります。

店頭でスタッフが手続きをしてくれる場合もあれば、
自分でオンライン登録が必要な場合もあります。

SIMを購入する前に、開通方法と対応言語（英語・日本語など）を確認しておくと安心です。

③ 店舗の営業時間を事前に確認

空港・ショッピングセンター・市街地の店舗で購入できますが、
営業時間は店舗によって異なります。
特に地方や郊外では閉店時間が早い場合があるため、
到着日・時間に合わせて営業状況を確認しておきましょう。

オーストラリアSIMカードの設定方法

SIMカードの設定方法は、SIMカードの種類や購入場所によって異なりますが、基本的な手順は以下の通りです。

SIMカードの挿入方法

SIMピンを使ってSIMトレイを取り出し、SIMカードを正しい向きで挿入します。SIMピンは、スマートフォンの購入時に付属していることが多いですが、クリップなどでも代用できます。

APN設定

APN設定が必要な場合は、スマートフォンの設定画面からAPN情報を入力します。APN情報は、SIMカードの提供元から提供されます。各キャリアのAPN設定情報は以下の通りです。

	Optus	Telstra	Vodafone
APN	yesinternet	telstra.internet	live.vodafone.com
Username	空白	空白	空白
Password	空白	空白	空白

トラブルシューティング

SIMカードが認識されない場合や、インターネットに接続できない場合は、以下の点を確認してください。

SIMカードが正しく挿入されているか
APN設定が正しいか
モバイルデータ通信がオンになっているか
機内モードがオフになっているか

上記を確認しても問題が解決しない場合は、SIMカードの提供元に問い合わせてください。

けいちゃん

アクティベーションが必要な場合は、SMS認証やオンライン登録などを行います。アクティベーション方法は、SIMカードの提供元から提供される説明書に従ってください。

iPhone・Android別に解説！オーストラリアeSIMの設定方法

STEP

① eSIM対応端末であることを確認

まず、お使いのスマートフォンが eSIM対応機種 であるかを確認します。
対応していても、キャリアロックがかかっている場合は利用できません。

STEP

② 購入したeSIMのQRコードを準備

eSIMを購入すると、メールなどで QRコード（またはアクティベーションコード）が届きます。
これがeSIMの設定に必要な情報です。

STEP

③ eSIMを追加（iPhone／Android）

iPhoneの場合

「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信プランを追加」
画面にカメラが起動したら、QRコードをスキャン
表示された通信プランを追加
モバイルデータ通信に使用する回線を選択（例：旅行用eSIM）
必要に応じて APN設定 を手動で入力（提供元の案内に従う）

Androidの場合（例：Pixel / Samsung）

「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」または「モバイルネットワーク」
「SIMを追加」→「QRコードで追加」
受け取った QRコードを読み取る
追加後、APN設定を確認・編集（自動設定されない場合）

STEP

④ モバイルデータ通信をオンにする

設定後、モバイルデータ通信をオンにして 通信ができるか確認 します。
場合によっては再起動が必要になることもあります

STEP

⑤ 不具合時のチェックポイント

アクティベーション期限を過ぎていないか
データローミングがオンになっているか
APN設定が正しいか（例：Optus → yesinternet）
機内モードのオン・オフ切り替えで再接続を試す

オーストラリア旅行におすすめのSIMカード

データ容量別おすすめSIMカード

短期旅行者向け（数日間～1週間）	Optus／Vodafone／ Telstra各社の「7日有効」プランがあればおすすめです。データ量は「5〜10 GBくらい」で十分なケースが多いです。
中期旅行者向け（1週間～1ヶ月）	「28日有効」プランが使いやすく、データ量は「20〜40 GBくらい」が安心。
長期旅行者向け（1ヶ月以上）	長期限プラン（30日以上、時には数ヶ月）で大容量（50 GB以上）を選ぶ。地方移動が多いなら通信エリア・キャリアの選択も重要です。

eSIMのおすすめ
Holafly: データ無制限のeSIMプランを提供しており、データ容量を気にせず利用できます。
Airalo: 世界中で利用できるeSIMサービスで、オーストラリアでも利用可能です。

けいちゃん

各SIMカードの料金、データ容量、通話料、有効期限などを比較検討し、自分に合ったSIMカードを選びましょう。

知らないと損する！オーストラリアSIMカードの注意点

SIMカードを利用する際には、以下の点に注意してください。

データローミング設定
データローミング設定は、意図しない高額通信を防ぐために必ず確認しておきましょう。
日本で契約しているSIMカードをスマートフォンに挿したまま海外に行くと、現地到着後に自動的に「データローミング」が有効になり、高額な通信料が発生する場合があります。
不要な通信を防ぐため、旅行前または飛行機内でデータローミング設定をオフにしておくのがおすすめです。
設定方法はスマートフォンの機種によって異なりますが、一般的には以下の手順で確認できます。

iPhoneの場合：
設定 → モバイル通信 → モバイルデータ通信オプション →「データローミング」をオフ
Androidの場合：
設定 → ネットワークとインターネット → モバイルネットワーク →「データローミング」をオフ

けいちゃん

特にプリペイドSIMやeSIMを利用する場合、誤って日本の回線で通信しないように注意しましょう。

電話番号なしのSIMカードでは、一部のサービスが利用できない場合も
データ通信専用のSIMカードやeSIMを使うスマートフォンでは、電話番号が付与されないケースがあります。
オーストラリアでは、電話番号を本人確認やSMS認証に利用するサービスが多く存在します。
そのため、次のようなサービスは電話番号がない端末では利用できない、または制限される可能性があります。

オンライン決済（例：PayPal、一部のクレジットカード認証）
予約サービス（ホテル・タクシー・レストランなど）
SNSアカウントのSMS認証（LINE・WhatsAppなど）
一部の現地アプリでの本人確認・ログイン

データ専用SIMを使用する場合は、代替手段（メール認証・アプリ認証・事前登録など）を確認しておくと安心です。

けいちゃん

もし現地で電話番号が必要な場合は、通話・SMS対応のプリペイドSIMを選ぶのがおすすめです！

SIMカードの保管
SIMカードの紛失には十分注意してください。SIMカードを紛失した場合、再発行手続きが必要になる場合があります。また、不要になったSIMカードは、適切に処分してください。
短期の旅行でレンタルSIMを利用した場合、返却が必要となることがあります。返却方法や期限を確認しておきましょう。