
バリ島旅行でのインターネット接続は、今や必須と言えるでしょう。地図アプリでのナビゲーション、SNSでの情報発信、レストランの予約、家族や友人との連絡など、様々なシーンでモバイル通信が必要になります。そんなバリ島旅行をより快適にするのが、SIMカードの利用です。
現地のSIMカードを利用すれば、高額な海外ローミング料金を気にすることなく、自由なモバイル通信が可能です。Wi-Fiスポットを探し回る手間も省け、いつでもどこでもインターネットに接続できます。この記事では、バリ島でのSIMカードの選び方から購入場所、設定方法、注意点までを徹底解説します。バリ島旅行を計画している方は必見です!
SIMカードを選ぶ前に知っておくべきこと

バリ島でSIMカードを選ぶ前に、いくつかの重要なポイントを確認しておきましょう。これらを事前に把握しておくことで、よりスムーズにSIMカードを選び、快適な通信環境を構築できます。
SIMフリースマホの準備
まず、SIMカードを利用するためには、SIMフリーのスマートフォンが必要です。SIMフリーとは、特定の通信事業者(キャリア)にロックされていない端末のことを指します。日本で購入したスマートフォンでも、SIMロック解除の手続きを行うことで、SIMフリー端末として利用できます。お使いのスマートフォンがSIMフリーかどうかを確認し、必要であればSIMロック解除の手続きを行いましょう。SIMロック解除の方法は、各キャリアのウェブサイトやショップで確認できます。
利用目的とデータ使用量の目安
次に、バリ島でのSIMカードの利用目的と、必要なデータ使用量の目安を考えましょう。
例えば、地図アプリやSNSを頻繁に利用する場合は、比較的多くのデータ容量が必要になります。
一方、メールの送受信や簡単なウェブサイトの閲覧程度であれば、少なめのデータ容量でも十分かもしれません。
自身の利用状況を考慮し、適切なデータ容量のSIMカードを選ぶようにしましょう。
| 滞在期間 | データ容量 |
|---|---|
| 1週間の滞在 | 5GB〜10GB目安 |
| 1ヶ月の滞在 | 15GB〜30GB目安 |
バリ島の通信事情
バリ島の通信事情についても知っておくと、SIMカード選びの参考になります。バリ島では、主要な観光地では比較的安定した4G/LTE通信が利用できますが、場所によっては通信速度が遅かったり、繋がりにくいエリアも存在します。特に、ウブドなどの山間部や、離島などでは、通信状況が不安定になることがあります。主要な通信事業者であるTelkomselは、通信エリアが広く、比較的安定した通信が期待できます。旅行先の通信状況を考慮し、適切な通信事業者を選ぶようにしましょう。
バリ島で選べる主な通信キャリアとその特徴

バリ島には、いくつかの主要な通信事業者があります。ここでは、代表的な3社、Telkomsel、XL、Indosatの特徴と利用価格、おすすめポイントを紹介します。
Telkomsel|特徴・料金の目安・おすすめポイント
Telkomselは、インドネシア最大手の通信事業者であり、国内で最も広い通信エリアを誇ります。山間部や離島など、他の事業者の電波が届きにくい場所でも比較的安定した通信が可能です。通信速度も安定しており、快適なインターネット利用が期待できます。料金はやや高めですが、通信品質を重視する方におすすめです。
データ通信プラン
| 期間 | データ容量 | 価格 |
|---|---|---|
| 7日間 | 5GB | 120,000ルピア(約1,000円) |
| 30日間 | 12GB | 250,000ルピア(約2,000円) |
| 30日間 | 25GB | 400,000ルピア(約3,200円) |
XL|特徴・料金の目安・おすすめポイント
XLは、都市部での利用に強い通信事業者です。比較的リーズナブルな価格設定が魅力で、短期滞在の観光客に人気があります。クタやスミニャックなど、主要な観光エリアでは十分な通信品質を確保できます。データ容量が豊富なプランも用意されており、動画視聴やSNSを頻繁に利用する方にもおすすめです。
データ通信プラン
| 期間 | データ容量 | 価格 |
|---|---|---|
| 7日間 | 6GB | 100,000ルピア(約800円) |
| 30日間 | 15GB | 200,000ルピア(約1,600円) |
| 30日間 | 30GB | 300,000ルピア(約2,400円) |
Indosat|特徴・料金の目安・おすすめポイント
Indosatは、インドネシア国内でバランスの取れた通信品質を提供しているキャリアです。通信エリア・通信速度・価格のいずれも平均以上の安定感があり、幅広いユーザーに選ばれています。
また、特定のアプリやサービス向けにデータを最適化した用途別プランも多く、旅行者から長期滞在者まで自分に合ったプランを選びやすいのも特徴です。
さらに、Indosatは都市部だけでなく地方(田舎エリア)にも強いと言われており、バリ島の郊外やローカルエリアでも比較的つながりやすい傾向があります。観光地から少し離れた場所に行く予定がある人には特に心強いキャリアです。
データ通信プラン
| 期間 | データ容量 | 価格 |
|---|---|---|
| 30日間 | 3GB | 80,000ルピア(約750円) |
| 30日間 | 7GB | 100,000ルピア(約950円) |
| 30日間 | 10GB | 130,000ルピア(約1200円) |
各社の比較一覧表(通信速度、エリア、価格など)
各社の特徴を比較するために、一覧表を作成しました。
| 通信事業者 | 通信速度 | 通信エリア | 価格 | おすすめポイント |
|---|---|---|---|---|
| Telkomsel | 高速 | 広い | 高め | 通信品質重視の方、地方での利用が多い方 |
| XL | 普通 | 都市部中心 | リーズナブル | 短期滞在の方、データ容量をたくさん使いたい方 |
| Indosat | 普通 | 普通 | リーズナブル | バランス重視の方、特定のアプリをよく利用する方 |
※上記は一般的な傾向であり、実際の通信状況は場所や時間帯によって異なります。
SIMカードの購入場所と手続き

バリ島でSIMカードを購入できる場所は、主に以下の4つです。それぞれのメリット、デメリット、購入手順、注意点を見ていきましょう。
空港での購入|メリット・デメリット・購入手順・注意点
空港での購入は、到着後すぐにインターネットに接続できるという最大のメリットがあります。ングラ・ライ国際空港(デンパサール国際空港)の到着ロビーには、各通信事業者のカウンターが設置されており、手軽にSIMカードを購入できます。ただし、価格は街中のショップよりもやや高めに設定されていることが多いです。また、時間帯によっては混雑していることもあります。
購入手順
注意点
・SIMカードの有効期限を確認する。
・パスポートを忘れずに持参する。
・料金はルピア(IDR)またはクレジットカードで支払う。
街中の携帯ショップでの購入|メリット・デメリット・購入手順・注意点
街中の携帯ショップでは、空港よりも安くSIMカードを購入できることが多いです。また、様々なプランが用意されており、自身の利用状況に合わせて最適なプランを選択できます。日本語対応可能なショップも存在するため、英語やインドネシア語に不安がある方でも安心して購入できます。ただし、空港と比べてアクセスが不便な場合や、悪質なショップも存在するため注意が必要です。
購入手順
注意点
・レシートを保管する。
・信頼できる正規店で購入する。
・SIMカードが未開封であることを確認する。
・その場でアクティベーション(開通手続き)をしてもらう。
コンビニエンスストアでの購入|メリット・デメリット・購入手順・注意点
バリ島には、多くのコンビニエンスストア(ミニマート、サークルKなど)があり、SIMカードやプリペイドチャージカードを購入できます。手軽に購入できるというメリットがありますが、プランの種類が少なかったり、設定を自分で行う必要があるなどのデメリットもあります。また、店員によっては英語があまり通じない場合もあります。
購入手順
注意点
・不明な点は店員に確認する。
・SIMカードの種類とデータ容量を確認する。
・アクティベーションの手順を理解しておく。
オンラインでの購入|メリット・デメリット・購入手順・注意点
オンラインでの購入は、日本国内にいる間にSIMカードを手配できるというメリットがあります。AmazonなどのECサイトで、バリ島で利用できるプリペイドSIMカードを購入できます。
空港や現地でSIMを探す手間が省ける一方、送料がかかる場合や、現地でのアクティベーションが必要な場合もあります。
購入手順
注意点
・SIMカードの有効期限を確認する。
・SIMカードの対応機種を確認する。
・アクティベーションの方法を確認する。
SIMカードの設定と利用開始

SIMカードを購入したら、いよいよ設定です。ここでは、SIMカードの挿入方法からAPN設定、データローミング設定、テザリング設定まで、詳しく解説します。
SIMカードの挿入方法
SIMカードの挿入方法は、スマートフォンの機種によって異なります。一般的には、SIMカードトレイを引き出し、SIMカードを正しい向きでセットします。SIMカードトレイは、スマートフォンの側面にある小さな穴に、SIM取り出しツール(またはクリップなど)を差し込むことで引き出すことができます。
SIMカード挿入方法の一般的な手順
APN設定|Android・iPhoneそれぞれの設定方法
APN(Access Point Name)設定は、SIMカードを利用してインターネットに接続するために必要な設定です。AndroidとiPhoneでは、設定方法が異なります。
AndroidのAPN設定方法
- 名前:任意の名前(例:Telkomsel、XL、Indosat)
- APN:各通信事業者のAPN情報を入力(例:internet、www.xl.net.id)
- ユーザー名:空白
- パスワード:空白
iPhoneのAPN設定方法
- APN:各通信事業者のAPN情報を入力(例:internet、www.xl.net.id)
- ユーザー名:空白
- パスワード:空白
データローミング設定の確認
データローミング設定がオンになっていると、意図せず高額な通信料金が発生する可能性があります。バリ島でSIMカードを利用する場合は、データローミング設定をオフにしておくことをおすすめします。ただし、一部のプランでは、データローミングをオンにする必要がある場合もありますので、事前に確認しましょう。
テザリング設定
テザリングとは、スマートフォンをWi-Fiルーターとして利用し、他のデバイス(パソコン、タブレットなど)をインターネットに接続する機能です。バリ島で購入したSIMカードを利用してテザリングを行うことも可能です。テザリング設定は、スマートフォンの設定画面から簡単に行うことができます。
通信速度とデータ容量の確認

SIMカードの設定が完了したら、通信速度とデータ容量を確認しましょう。通信速度が遅い場合や、データ容量が不足している場合は、適切な対処が必要です。
専用アプリでの確認方法
多くの通信事業者は、専用のアプリを提供しています。専用アプリを利用することで、残りのデータ容量や有効期限、通信速度などを簡単に確認できます。各通信事業者のウェブサイトやアプリストアからダウンロードできます。
通信速度テストの方法
通信速度をテストするには、インターネット上の速度テストサイトを利用するのがおすすめです。Speedtest by Ooklaなどのサイトで、簡単に通信速度を測定できます。測定結果を参考に、通信速度が遅い場合は、場所を変えたり、時間帯を変えたりして、改善を試みましょう。
データ使用量の目安と節約術
データ使用量の目安は、利用目的によって異なります。
例えば、地図アプリやSNSを頻繁に利用する場合は、比較的多くのデータ容量が必要になります。
一方、メールの送受信や簡単なウェブサイトの閲覧程度であれば、少なめのデータ容量でも十分かもしれません。
データ使用量を節約するためには、以下の方法が有効です。
・Wi-Fiスポットを積極的に利用する。
・動画の視聴を控える。
・アプリの自動アップデートをオフにする。
・不要なアプリを削除する。
トラブルシューティングと注意点

SIMカードの利用中にトラブルが発生した場合の対処法と、注意点について解説します。
SIMカードが認識されない場合の対処法
SIMカードが認識されない場合は、以下の方法を試してみてください。
上記の方法で解決しない場合は、購入したショップまたは通信事業者に問い合わせてください。
通信速度が遅い場合の対処法
通信速度が遅い場合は、以下の方法を試してみてください。
- スマートフォンを再起動する。
- SIMカードの挿入状況を確認する。
- SIMカードを別のスマートフォンに挿入して、認識されるか確認する。
データ容量の追加方法
データ容量が不足した場合は、以下の方法で追加購入できます。
- 専用アプリから購入する。
- コンビニでプリペイドチャージカードを購入する。
- 携帯ショップで直接購入する。
SIMカードの紛失・盗難時の対応
SIMカードを紛失または盗難された場合は、速やかに通信事業者に連絡し、利用停止の手続きを行ってください。不正利用を防ぐために、早めの対応が重要です。
eSIMという選択肢

近年、eSIMという新しい選択肢が登場しています。eSIMとは、Embedded SIMの略で、物理的なSIMカードを必要としない、組み込み型のSIMです。eSIM対応のスマートフォンであれば、SIMカードを挿入することなく、設定のみで通信を利用できます。
eSIMのメリット・デメリット
eSIMのメリット、デメリットは以下の通りです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| SIMカードの紛失・盗難の心配がない。 複数のSIMプロファイルを保存できる。 SIMカードの差し替えが不要。 | eSIMに対応していないスマートフォンがある。 設定がやや難しい場合がある。 |
バリ島では、近年eSIM対応サービスが急速に増加しており、旅行者にとってますます便利になっています。物理SIMカードの購入や差し替えが不要なため、到着してすぐにデータ通信を利用できるのが大きな魅力です。
現在、主要キャリアのひとつである Telkomsel(テルコムセル) も eSIMサービスを提供しており、信頼性の高い通信品質で利用者から高く評価されています。加えて、Indosat や XL Axiata など他の大手キャリアも eSIMの導入を進めているため、今後は選択肢がさらに広がることが期待されています。
けいちゃんバリ島を訪れる旅行者にとって eSIM はますます便利な選択肢となっています!
【まとめ】バリ島SIMの選び方


バリ島旅行を快適に楽しむためには、SIMカードやeSIMの準備はほぼ必須といえます。現地で迷わない、調べものに困らない、写真をすぐに共有できる、そんなストレスのない旅には、安定したインターネット環境が欠かせません。
事前に自分に合ったプランを選んでおけば、到着した瞬間から安心して旅をスタートできます。通信会社ごとの特徴や料金を比較しながら、あなたに最適なSIMを見つけてください。




























